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基礎教育

算数検定6級のレベルや難易度はどれくらい?効果的な勉強法を紹介!

資格取ろうか悩んでる人
算数検定6級について知りたいです!
算数検定とは、公益財団法人日本数学検定協会が主催している検定で、正式には「実用数学技能検定」といいます
資格の専門家

 

算数検定を受けたい、もしくは子どもに受けさせたいけれど

「6級のレベルは?」

「難易度はどれくらいなの?」

「勉強方法が分からない」

と、お悩みの方も多いかと思います。

 

そんな方のために、今回は算数検定6級について

・算数検定6級とは
・レベル
・難易度
・勉強方法

の順で、ご説明いたします。

 

算数検定6級とは?

算数検定6級は「実用数学検定」の中で、最後の“算数検定”となる階級の検定です。

 

資格取ろうか悩んでる人
なぜ“最後”なのですか?
それは、次の5級からは中学校での授業範囲が入ってきて“数学検定”となるからです
資格の専門家

 

実用数学技能検定の階級と、試験範囲は以下の通りです。

階級 試験範囲
かず・かたち検定 ゴールドスター・シルバースター 生活で使うかずやかたちについて
算数検定 11級~6級 小学校1~6年程度
数学検定 5級~1級・準1、2級 中学校~大学・一般程度

 

実用数学検定は全部で15階級で、最初に述べたように算数検定6級は小学校の授業範囲の中で最後の階級となります。

 

ですので、算数検定6級に合格することで、小学校の算数の内容を理解しているということを証明できる検定になります。中学受験を考えているお子さんは、算数検定6級の合格が1つの目安になると言えるでしょう。

 

算数検定6級の試験概要については以下のようになっています。

試験時間 50分
出題数 30問
合格基準 全問題の70%以上
受験料 個人受検:3,000円
提携会場受検・団体受検:2,500円

引用:算数検定6級概要

 

団体受検とは、学校・学習塾・企業などで担当者が志願者を集め、団体ごとにまとめて実施する方法です。

 

また提携会場受検は、年に数回実施される検定日のなかから、希望する検定日と提携会場を選択して受検する方法です。受験日は提携会場ごとに異なりますので“「提携会場受験の日程」からご確認ください。

 

資格取ろうか悩んでる人
1人で受験することもできますか?
もちろん!参加できる団体がない場合など、個人で受験することも可能です
資格の専門家

 

ちなみに、団体受検は通常志願者5人以上からとなっていますが、2022年3月の検定まで3人でも申し込みができます。申し込みは団体専用マイページから行えます。

 

算数検定6級のレベル

算数検定6級のレベルは、小学校6年生程度となっています。このレベルは、試験の出題範囲を参考に考えています。

 

下図は、算数検定6級の検定内容の割合です。

 

検定内容の構造

引用:算数検定6級の検定内容の構造

 

算数検定6級ではこの様に、小学校6年生、5年生の算数からの出が90%を占めています。他に特有問題という算数検定特有の問題がありますが、これは同じ範囲の応用問題になるので、小学校6年生までの算数をしっかりと理解していれば難しくはないでしょう。

 

ちなみに小学校6・5年生の範囲とは、以下のような内容になります。

 

小学校6年程度
分数を含む四則混合計算、円の面積、円柱・角柱の体積、縮図・拡大図、対称性などの理解、基本的単位の理解、比の理解、比例や反比例の理解、資料の整理、簡単な文字と式、簡単な測定や計量の理解 など

小学校5年程度
整数や小数の四則混合計算、約数・倍数、分数の加減、三角形・四角形の面積、三角形・四角形の内角の和、立方体・直方体の体積、平均、単位量あたりの大きさ、多角形、図形の合同、円周の長さ、角柱・円柱、簡単な比例、基本的なグラフの表現、割合や百分率の理解 など

引用:算数検定6級の検定の内容

 

資格取ろうか悩んでる人
範囲もすごく広くて、難しそう…
そんなことはないですよ!内容的には小学校で習う基礎的な問題なので、しっかりと勉強して挑めば一発合格や先取り学習での合格もできるでしょう。
資格の専門家

 

算数検定6級の難易度

前項で、レベルは小学校6年生程度としましたが、難易度についてもそれほど高くはないと言えるでしょう。

中には低学年のうちに、6級に合格したという方もいます。
資格の専門家
資格取ろうか悩んでる人
低学年で!すごい!

 

https://twitter.com/concert1012/status/1281394455111585792

 

もちろん、しっかりと勉強をして算数を理解してから挑まなければ、合格は出来ません。しかし上記の様に、低学年での合格者もいます。頑張ってきちんと勉強すれば誰でも挑戦・合格できる検定と言えます。

 

 

ちなみに、公式サイトで発表している合格率から他の階級と比較しても、難易度は低いのではないかと予測できます。

 

下の表は過去の算数検定6級の合格率をまとめたものです。

 

受験者数 合格者数 合格率
2020年度 16,229人 13,274人 81.8%
2019年度 16,942人 14,054人 83.0%
2018年度 19,041人 16,263人 85.4%
2017年度 19,004人 16,113人 84.8%

引用:検定に関する各種データ

 

年度で比較してみても例年80%以上の合格率なので、年度による難易度の差も少ないようです。逆に、1つ前の7級は合格率が70%台になる年もあるので、難易度は7級の方が高いのかもしれません。

 

算数検定6級の勉強法

勉強法については、現状のレベルに合わせて行うために

 

・先取り学習の場合

・文書問題が苦手な場合

 

に分けて、2通りの勉強法をご紹介いたします。

先取り学習で、まだ試験範囲の授業を受けたことがない場合

先取り学習の場合は、親子での基礎学習が基本となるでしょう。家庭で基礎学習する場合は一つ一つの問題を解説しながら勧めていく方法が効果的です。

 

しかし「うまく解説する事ができない」という場合には、解説付きの参考書を使って説明していくと良いでしょう。

 

 

 

 

こちらの参考書は今から算数の勉強を始めようと考えている方向けで、親子で楽しく勉強出来るようになっている学習書です。問題ごとに、重要ポイントや解説などが掲載されており、親御さんでも説明しやすいようになっています。

 

また、計算問題の例題や練習問題も豊富に載っているので実際の検定を想定した模擬試験を行うことができ、事前の試験練習にも活用することができます。

 

デザインもポップで可愛い感じになっているので、小さなお子さんでも抵抗なく算数の学習を始められるでしょう。

基本は理解しているのに、文章問題でつまづく場合

文章問題が苦手な場合は過去問での反復学習が効果的です。反復学習は“自分で模擬試験を行い間違えた箇所をやり直す”、これを満点が取れるようになるまで繰り返し行いましょう。

 

この反復学習をすることで、次のようなメリットがあります。

 

・苦手な部分を明確にさせる

・文章問題に慣れることで読解力がつく

・見直しするクセがつき、ケアレスミスを防げる

 

文章問題を苦手に感じる人は、文章を読み解くのに慣れていない場合がほとんどです。特に7級・6級あたりから、文章がより複雑になってきて問題の内容を正しく読み解くのが難しくなってきます。ですので練習問題を沢山読み、慣れることで克服しておきましょう。

 

また見直しをするクセがつく事で、ちょっとした読み間違い勘違いでの間違いを防げるようになります。本番でのケアレスミスを減らすためにも、日頃から見直す力をつけておくことが大切です。

 

公式サイトでは過去一年分の検定問題・解答用紙・模範解答のセットがダウンロードできるようになっています。模擬試験を行う時はこちらも使ってみてください。

 

まとめ

いかがでしたか?算数検定6級についての疑問は解消されましたでしょうか?
資格の専門家
資格取ろうか悩んでる人
誰でも受けられるし、子どもと一緒に挑戦してみようと思います

 

今回の記事は

・算数検定6級とは“最後の算数検定”

・レベルは小学校6年生程度

・難易度は、基礎がきちんと理解できていれば難しくない

・勉強方法は、基本を押さえて、苦手なところは反復学習

 

という内容でした。

 

算数検定6級にチャレンジする際のお役に立てば幸いです。是非、一発合格を目指して頑張ってください。

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