[PR]記事内に広告を含む場合があります

漢検

漢検7級のレベルは?合格点はどれぐらい?勉強法を徹底解説!

資格取ろうか悩んでる人
漢検7級のレベルや合格点が気になります
そうですね。レベルや合格点を知ると勉強もしやすくなりますよ
資格の専門家
資格取ろうか悩んでる人
勉強、、、どうしたら合格するでしょうか。勉強法も知りたいです
どうやって勉強すれば良いか分かると安心ですね。勉強法を知ることで合格へ1歩前へ進めます
資格の専門家

 

漢検7級に合格すれば小学校4年生終了レベルの力があると証明することができます。

小学生が習う漢字だと言いますが、小学生が日常生活で使わないような熟語も出てくるようです。使い慣れていない熟語や言葉は、繰り返し覚えなければならないため油断はできません。

それでは、実際に漢検7級がどんな試験なのか見ていきましょう。

 

・漢検7級はどんな試験?

・漢検7級のレベルは?

・漢検7級の合格点は?

 

以上の5点を見ていきます。試験について具体的に知ることで、前向きに挑戦したくなりますよ。

 

漢検7級はどんな試験?

「漢検7級ってどんな試験なんだろう」

「7級の出題範囲が気になるな」

 

このような疑問を持つ方もいるかもしれませんね。初めて漢検に挑戦する方であれば最初に知っておきたい情報もありますよ。

 

・漢検7級の概要

・漢検7級の出題範囲

 

以上の2点を解説します。漢検7級について具体的なことが分かるようになり、試験までのスケジュールを立てられるようになりますよ。

漢検7級の概要

概要

実施機関 公益財団法人 日本漢字能力検定協会
検定日程 会場受験年3回、CBT受験により好きな日に受験できる
受験会場 全国、海外
検定時間 60分間
検定料金 2,000円

 

受験は会場受験が年3回あります。参考までに2021年度の日程を以下に紹介します。

 

2021年度第1回 6月20日(日)
2021年度第2回 10月17日(日)
2021年度第3回 2月13日(日)

 

資格取ろうか悩んでる人
試験日は3回とも日曜日なんですね。日曜日が都合が悪い場合はどうしましょう

 

漢検7級では、CBT受験を活用できます。コンピューターを使って受験するシステムですが、年3回行われる試験と変わりません。

CBT受験を活用すれば忙しさを理由に漢検の受験を諦めずにすみます。ぜひ、CBT受験を活用して試験に挑戦して下さい。

漢検7級の出題範囲

出題範囲

レベル 小学校4年生終了レベル
対象漢字数 642字
主な出題内容 漢字の読み書き、部首・部首名、筆順・画数、対義語、同音異字、三字熟語
審査基準 小学校学年別漢字配当表の第4学年までの学習漢字の読み書きができる

・音読み・訓読みの正しい理解

・送り仮名に注意して正しく書く

・熟語の構成の理解

・対義語の大体の理解

・同音異字の理解

審査基準 筆順・総画数の正しい理解
審査基準 部首の理解

 

漢検8級と比べて漢検7級では熟語の量が増えていきます。試験に関わった方からは以下のような感想がありますよ。

 

 

漢字の数は約200文字増えて642字ですが、思った以上に難しくサポートする大人も困惑気味のようですよ。

 

 

漢検7級の勉強していく内に、日本語の奥深さを再認識しそうです。4年生終了レベルでも、実力を問われる問題がたくさん出ます。

 

漢検7級のレベルは?

 

7級のレベルは小学校4年生終了レベルだと言われているので、小学校を卒業している方であれば簡単だと思うでしょうか。

現在、小学校4年生であれば、すべての漢字を習っているわけではありませんから難しいと感じるかもしれません。

それでは、どれぐらいのレベルなのか他の級と比べてみましょう。

 

漢検8級 漢検7級 漢検6級
レベル 小学校3年生終了 小学校4年生終了 小学校5年生終了
対象漢字数 440字 642字 835字

 

漢検8級から7級に上がることで、対象漢字数が約200文字ほど増えていることが分かりますね。漢検8級とくらべて漢字数だけでなく出題内容も増えているんですよ。

 

・同音異字

・三字熟語

以上の2点が7級に加わった新しい分野です。今までと違うので大変だと思うかもしれません。

 

漢検8級までは特に勉強しなくても大丈夫だったという場合でも、漢検7級に上がってから難しく感じるようになった方も多いようです。

関連記事

>>漢検8級は何年生向けのレベル?出題範囲から勉強法まで解説

 

漢検7級の合格点は?

漢検7級の合格点は何点でしょうか。以下の表にまとめたので見てみましょう。

 

満点 合格 合格点
7級 200点 70% 140点以上

 

資格取ろうか悩んでる人
140点以上取れば合格なんですね

 

全体の70%程度を取れば合格ですが油断はできません。

漢字を覚えるだけでなく、文中で適切に使えるかどうかを問われます。漢字を覚えているだけでは太刀打ちできない場合があるんですね。

では、漢字だけ覚えていても、得点につながらないとはどういうことでしょうか。

それは、今までで見たこともない熟語が出たときです。

小学校で習っていない場合や日常生活で目にしない熟語は、読み方に加えて熟語の意味と使い方も確認しなければなりません。

漢字だけしか覚えていない場合は知らない熟語に対応できず、安定した点数を取るのは大変なようです。

 

それでは、7級の受験者数と合格者数に加えて合格率を見てみましょう。

 

志願者数 受験者数 合格者数 合格率
2020年度第1回 5,093人 4,919人 4,099人 83.3%
2020年度第2回 30,603人 29,553人 25,632人 86.7%
2020年度第3回 45,614人 42,992人 38,289人 89.1%

 

資格取ろうか悩んでる人
合格率は80%超えていますね
140点以上取る方が、それだけいるということになりますね
資格の専門家

 

合格率は高くても100%ではありません。問題集や過去問を通して高得点をキープできるよう練習を重ねましょう。

 

漢検7級の勉強法

 

「漢検7級に受かるためには、どうやって勉強したら良いのかな?」

「合格する力をつけたいけど、どんな問題集があるんだろう」

 

こういった悩みを抱えている方もいるかもしれませんね。

試験に合格するためには勉強方法を知り実践することが大切です。さらに、内容の充実した問題集を使うことで合格率を上げることができますよ。

 

・勉強計画を立てる

・問題集を選ぶ

・問題を繰り返し解く

・親のサポート

 

以上の4点を見ていきましょう。焦らず準備を整えられるようになります。

勉強計画を立てる

試験を受けることが決まり、受験日が決まった後は、実際に試験勉強が始まります。

勉強期間は余裕を見て1~2ヵ月は取りましょう。

なぜなら、問題集を1冊解く目安が30日ぐらいかかるからです。

漢字が苦手な方であればもっと時間がかかりますし、問題集以外にも過去問を用いた勉強時間が必要となるでしょう。

 

勉強をスケジュール通りに終わらせるのは大変なため、詰め込まないようにして下さい。

普段の学校の宿題や塾の勉強もあるでしょうから、普段の学業に支障がでないよう注意する必要があります。

勉強計画を立てる前に、まずは自分の実力を確認して下さいね。公式サイトから過去問を無料でダウンロードできるので、漢検7級を解いてみて下さい。

過去問を解くのは自分がどの級を受ければ良いか分からない場合にも使えます。

公式サイトでは漢検受験級の目安チェックもできるので、簡単に確認して決めるのも良いかもしれません。

 

公式サイト⇒

問題集を選ぶ

試験勉強する上で、自分に合った問題集があれば勉強もスムーズに進むでしょう。

苦手なら苦手な人向けの問題集、得意ならさらに得意を伸ばせる問題集を選び力をつけていきましょう。

 

・漢検 7級 漢字学習ステップ

・漢検 7級 過去問題集

・いちまるとはじめよう!わくわく漢検 7級

 

以上の4点を見ていきます。勉強する上で自分に合った問題集を選べるようになりましょう。

漢検 7級 漢字学習ステップ

 

 

 

 

 

 

 

 

引用:Amazon

 

名称 漢検 7級 漢字学習ステップ 改訂四版
出版社 日本漢字能力検定協会
発売日 2020/2/25
ページ数 158ページ
価格 ¥990

 

一字ずつ学習できるステップアップ式問題集です。

地道にコツコツ取り組みたい方や、基礎学力をつけたい方にぴったりです。

実力確認をしたい方には、「総まとめ」が収録されているので、力がついたかどうかチェックできますよ。

目安時間は約30日、1日30分の勉強量ですので、時間にゆとりをもって使って下さい。

漢検 7級 過去問題集

 

 

 

 

 

 

 

 

引用:Amazon

 

名称 漢検 7級 過去問題集 2020年度版
出版社 日本漢字能力検定協会
発売日 2020/3/27
ページ数 79ページ
価格 ¥990

 

漢字の練習をした後の総仕上げにぴったりの問題集です。

2019年度実施の「漢検」7級の検定問題を13回分収録しているので、数多く練習ができます。本番と同じように時間を計り、腕試しをすると良いですね。

過去に出た漢字ですので、間違えた問題や覚えられていない漢字は、重点的に練習して取りこぼしがないようにしましょう。

他にも、受検・解答にあたっての注意事項をまとめた「Q&A」があるので、試験に備えられます。

付録として6級の過去問がついているので、6級の試験後、7級の試験に向けて解いてみるのも良いですね。

いちまるとはじめよう!わくわく漢検 7級

 

 

 

 

 

 

 

引用:Amazon

 

名称 いちまるとはじめよう!わくわく漢検 7級 改訂版
出版社 日本漢字能力検定協会
発売日 2020/2/19
ページ数 16ページ
価格 ¥825

 

漢字が苦手だという方にぴったりの問題集です。

1日10分で取り組めるので、勉強が苦手な子どもにもやりやすいという声があります。

漢字の書き順が1画ずつ載っているのもポイントとなるようです。

すぐに終わったという感想もあるため、漢検に初めて挑戦する子どもに良いでしょう。

漢字を繰り返し練習するだけでは飽きてしまいますが、漢字を使った遊びのページやシールなど飽きない工夫が満載です。

問題を繰り返し解く

漢字は書いて覚えるのが一番です。

問題集によっては、漢字を練習するための「漢字練習帳」が別冊についている場合もありますが、漢検7級用のノートを1冊用意しましょう。

問題集を使って解き続ける内に、何度も同じ漢字を見ることになります。

繰り返し漢字を目にすることで、記憶に残りやすくなりますよ。

1回が終わったら、2回目、3回目とやり込んでいきましょう。

間違う漢字が減ってきますから、何度も間違えてしまう漢字や問題は要注意です。漢検7級のノートに何度も書いて覚えて下さい。

親のサポート

「子どもが漢検7級を受けるけど、親の自分も何かした方がいいの?」

「今回、初めての漢検受験。何かできることがあると良いんだけど」

 

このような悩みを抱える方もいるかもしれませんね。

親は具体的に何ができるでしょうか。それは、子どもの勉強の習慣化を助けるです。

無事に合格するためには、毎日、漢検の勉強をしなければなりません。そのため、漢検のための勉強を習慣化する必要があります。

普段の学校の勉強に加えて試験勉強まであるので、しんどいと思うこともあるでしょう。

 

試験に合格するためには強い意志が必要です。

 

一人で勉強していると、ついついゲームに手が伸びたり漫画を読んだりしてしまうこともあるかもしれません。

学校の宿題と違って、先生が翌日チェックするわけではないので自分に甘くなります。

習慣化するために勉強の記録をとる、やったページにシールを貼るなどの方法はありますが、親の方でもチェックを入れるようにしてみて下さい。

今日は勉強したのかと、口うるさくなっては子どもがやる気を失います。ですが、ほどよい見守りの目は勉強を習慣化するサポートになります。

 

漢検7級を受験するメリット

 

漢検7級を受験するメリットは何でしょうか。7級は小学校4年生終了レベルなので、今がんばって勉強しなくても良いのではと思うかもしれませんね。

それよりも、進学する時に価値が出てくる5級、4級、3級を、時期が来たら受ければ良いと考える方もいるでしょうか。

 

・漢検7級受験3つのメリット

・漢検7級を大人が受験する

 

以上の2点を見ていきましょう。子だけでなく大人でも7級を受けるメリットが分かりますよ。

漢検7級受験3つのメリット

漢検7級は小学校4年生終了レベルなので、たとえ合格しても進学や就職で役に立つわけではありません。それでも、7級を勉強して合格するメリットはあります。

以下の3つは7級の勉強を通して身につくメリットです。

 

・勉強の習慣が身につく

・自身がつき挑戦心が芽生える

・基礎学力が身につく

 

まず、"勉強の習慣が身につく"ですが、試験日に向けてスケジュールを立てて勉強を進めるのは大変です。それも、合格を目指しているのですから、試験日が近づけば緊張もするようになるでしょう。

合格するのが一番ですが、たとえ不合格であっても、毎日、机に向かって勉強する習慣がつくことは大切です。まとまった時間が取れず隙間時間を活用した勉強法になるかもしれません。

こうした勉強習慣は無駄にはなりません。これからも継続することで良い習慣として定着していくでしょう。

次に、"自身がつき挑戦心が芽生える"ですが、初めて漢検に挑戦する方であれば、試験を受ける緊張感は大きいでしょう。毎日勉強して勝ち取った合格は、勉強して試験を受けた本人にしか分からない宝物となります。

7級は8級にくらべて難易度も上がるため、合格を勝ち取ることで大きな自信につながること間違いなしです。

最後に"基礎学力が身につく"ですが、日本語を読み書きする上で漢字を無視するわけにはいきません。7級の出題範囲となる、二字熟語は普段の生活の中でも使われているものばかりです。

勉強を続けている内に、目に入る漢字を苦労せずに読めるようになっているかもしれませんよ。

漢検7級を大人が受験する

「大人が受けるのなら、3級あたりから始めたらどう?」

「7級は小学校4年生終了程度ですよ。海外の方なんですか?」

 

以上のようなことを言われ、7級受験をためらう方もいるかもしれませんね。小学校4年生終了レベルと言われているため、子どもが受けるという印象もあります。

実際、漢検は安く設定されているとはいえ、受験料がかかり、勉強するための問題集にもお金がかかります。

さらに、勉強時間や試験を受ける日程の調整などがあるため、人によっては時間とお金がもったいない場合があります。

それでは、7級を大人が受験するのはどういった時でしょうか。

苦手分野は人によって違います。

漢字が苦手な人もいれば、数学が苦手な人もいるでしょう。そのなかで苦手分野を克服したいと思う気持ちは大切です。

 

 

以上の画像のように、7級受験は基礎を身につけたい方が受けるイメージが浮かぶでしょう。

どうして7級を受けたいのかよく考えてみて下さい。

自分の受ける級が分からずに決めているのであれば、まずは過去問を解いてみましょう。7級の問題をあっさり解けるようであれば、上の級を選ぶと良いかもしれません。

 

まとめ

漢検7級の試験概要、レベルと合格点、勉強法やメリットについて見てきました。

 

・漢検7級は小学校4年生終了レベル

・漢検7級は200点満点中140点以上で合格

・問題集を購入したら繰り返し解く

・子どもが受けるのであれば親のサポートがあると良い

 

漢検7級は8級や9級にくらべて難易度が上がったと感じる方が多いようです。

何度か不合格になった方もいるようなので、地道に勉強に取り組んで下さい。毎日の積み重ねは最初は大変に思えても、ある日、突然花開くときが来ます。

関連記事

>>漢検6級のレベルはどれくらい?勉強法や参考書など

>>漢検8級のレベルは何年生向け?テキストや勉強法を解説

-漢検

Copyright© 資格を取りたい人が最初に読むサイト【しかくーも】 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.