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基礎教育

算数検定11級とは?合格率や幼児向けの対策を徹底解説

「計算が得意な子になってほしい!」

「算数検定を通して目標に向かって頑張れる子になってほしい!」

「小学生になる前に腕試しをしておきたい!」

と思われている保護者の方が沢山いるのではないでしょうか?

 

しかし、

「算数検定11級って幼児でも合格することは可能なの?」

「難易度ってどのくらい?」

「合格率は?」

「幼児ではどのような対策をしたらいいの?」

というような疑問を持たれた方もいると思います。

そこで、この記事では以下のことを解説していきます。

・算数検定11級とは

・難易度や合格率は?

・幼児でも合格可能なの?

・おすすめの問題集

 

算数検定11級とは

まず算数検定とは、実施団体は公益財団法人 日本数学検定協会で全部で15段階ある検定です。

 

レベルで分けると、

・ゴールドスター、シルバースター(数・形検定)・・・幼児

・6~11級(算数検定)・・・小学1~6年生

・1~5級(数学検定)・・・中学・高校・大学・一般

というように分かれていますが、何歳で何級といったことは決められていないので幼児で11級を受けることも可能です。

 

階級がたくさんありますが、その中でも11級の概要について説明します。

目安となる学年は 小学1年程度
構成 1次/2次の区分はありません
時間 40分
出題数 20問
合格基準 全問題正答率70%
検定料 2000円

 

出題範囲は、

・個数や順番

・整数の意味と表し方

・整数のたし算・ひき算

・長さ・広さ・水の量などの比較

・時計の見方

・身の回りにあるものの形とその構成

・前後・左右などの位置の理解

・個数を表す簡単なグラフ など

となっております。範囲が広いように見えますが、出題数は20問ではじめの10問は計算問題なので計算問題を完璧にして、あとは得意な分野をいくつか作っておくと良いですね。

 

算数検定11級の試験日程は毎年変わります。

ですが、年に14回程開催されているので自分のタイミングで受けることが可能です。

 

試験形式は、「記述式」と言われる形式で、この形式は解法が示された問題に対してその筋書きを読み取って答える力と、解法が示されていない問題に対して自分で筋書きをつくって答える力を求められます。

 

試験当日の持ち物は、

・受験証(写真貼付)

・筆記用具

・ものさし(定規)

 

場所は、

北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

各都道府県で開催されています。

開催地域はこちらの公式サイト 個人受検会場一覧 | 数学検定・算数検定(実用数学技能検定)を参考にしてください。

 

算数検定11級の難易度や合格率は?

資格取ろうか悩んでる人
算数検定11級の難易度や合格率はどうなのかな?
過去のデータを参考に解説していきますね。
資格の専門家

 

算数検定11級は小学1年生レベルです。

 

算数検定11級の試験内容は、足し算や引き算、数を数える、図の組み合わせや足し算引き算の文章問題、時計の読み取り、記号の対応関係(どれも繰り上がりなどはない)となります。

 

試験問題の出題数は20問(1問1点)試験時間は40分です。

 

合格率は、以下の図の通りになります。

引用:検定に関する各種データ | 数学検定・算数検定(実用数学技能検定)

 

算数検定11級の合格率は95.1%と非常に高いですね。

 

全体の70%程度を正答できれば合格できる仕組みになっていて、出題分野の全てを完璧にしなくてもある程度は許されるため比較的チャレンジしやすい試験です。

 

試験内容のイメージとしては6+5や11-2などの小学校に入学してはじめに勉強するような内容で、幼児でも学習塾に通っていたり先取り学習しているようなご家庭のお子様ならチャレンジできます。

 

しかし、問題の中には時計の読み取りや記号の対応関係などの難易度の高い問題もあります。でも、このような問題が解けていなくても他で補えば十分合格可能な試験なので諦めずにチャレンジすることが大切ですね。

 

幼児からしてみれば40分の試験時間は長いので40分間集中してできるようにトレーニングも大切になります。

 

算数検定11級って幼児でも合格可能?

資格取ろうか悩んでる人
算数検定11級って幼児でも受かる資格なの?
十分可能です。どのように学習すれば良いのか解説していきます!
資格の専門家

 

算数検定11級を実際に受けているのは小学1年生よりも幼児が多いと言われています。「入学前の腕試し」で幼児が11級を受験するといったことが普通のようです。もちろん小学生で受験されている方も沢山います。

 

 

はじめの10問は足し算引き算で、ここは完璧にできるようにしてあげていた方がいいです。計算問題で点数を稼いだ方がいいからです。

 

あとは、時計の読み取りや文章問題は慣れるまでに時間がかかると思うのでここは集中的にやってあげて、図形や数を数えたりする問題は遊び感覚で楽しくえられると思うのでここはそこまで時間を掛けなくてもいいのかなと思います。

 

11級は計算問題が多くでる傾向にあるからこのような対策を取りましょう。

・計算問題を完璧にする

・時計の読み取りや文章問題は集中的に

・図形や数を数える問題は遊び感覚で楽しく

 

これらの方法を実際にどのようにしたら良いのか解説します!

計算問題の学習方法

計算問題を完璧にするには、やはり反復練習が一番です。計算問題をひたすら解いていくことが前提ではありますが、日常の中でも計算をする癖をつけることで覚えも良くなります。

 

例えば、車の中で保護者の方が問題を出してあげることで、親子のコミュニケーションにもなりますし、普段の問題用紙を見て解いていく学習とは違い耳からの刺激も加わって考えることで覚えも良くなります。

時計の読み取りと文章問題の学習方法

時計の読み取りは、子供の興味のあるテレビが始まる時間やおやつの時間、ご飯の時間や寝る時間など日常の中から学んでいくことが一番の近道です。

 

文章問題は、例えば、おやつのクッキーが9個ありますパパが3個ママが2個食べました。残りは何個?というように日常の中でも問題にして計算する機会を与えてあげることで子供も意欲的になりやすいです。

図形や数を数える問題の学習方法

図形や数を数える問題は、実際にペンなどの棒状のものを使って図形をつくったり、数を数えたりすることで指先も使い覚えやすくなります

 

日常の中で計算などを自然と取り入れることでそれらに対する意識が高まっていくのではないでしょうか。

 

幼児なのであまり難しいことばかりしていると嫌になることもあると思います。なので、楽しく学習する時間集中的に学習する時間を作ってあげるようにしましょう。

 

算数検定11級のおすすめの問題集

おすすめの問題集と言ってもどのようなものを選べば良いのかわかりませんよね。

 

そこで、今回下記のような問題集を紹介していきます!!

1つ目:過去問が主体の問題集で、この本1冊で試験対策ができる問題集

2つ目:計算問題が主体の問題集で、イラストが沢山あり子供でも理解しやすい問題集

3つ目:「基本問題」「応用問題」「発展問題」と分けて学習できるため苦手分野を発見できる問題集

4つ目:文章問題を特に学習したい方のための文章問題に特化した問題集

問題集1

引用:Amazon

実用数学技能検定過去問題集 算数検定11級 

出版社:日本数字検定協会

値段:880円(税込み)

 

算数検定11級の過去問題を6回分収録した過去問題集で、この本1冊で算数検定の最新傾向と対策を確認できます。

 

各問題の解答と解説は別冊に掲載されていますので、本体からとりはずして使うことができ、本番と同じ形式の解答用紙もついていますので、試験対策がしっかりと行えます。

問題集2

引用:Amazon

親子ではじめよう 算数検定

出版社:日本数字検定協会

値段:990円(税込み)

 

こちらの問題集は解説、例題、練習問題の3ステップになっていて、教えるポイントがわかりやすくなっています。算数パークで頭の体操をして計算練習のできるミニドリル付きです。

 

この問題集はイラストが豊富で、幼児や算数が苦手なお子さんにも理解しやすい問題集になっていて、サイズ感も小さく子供が扱いやすい大きさになっています。

問題集3

引用:Amazon

実用数学技能検定 要点整理 算数検定11級

出版社:日本数字検定協会

値段:1100円(税込み)

 

こちらの問題集は単元別に構成されており、単元のはじめには基本事項のまとめがあります。苦手分野を効率よく学習することができ、問題は「基本問題」「応用問題」「発展問題」と難易度別になっています。そのため、段階的に能力を伸ばすことができます。

 

この問題の一番の特徴が「考え方」「ポイント」で解き方の方針を示しながら丁寧に解説してくれるので、自分で解答までの筋道を立てて解くことができるようになります。

 

さらに問題数も多いため、しっかりと理解し、習得することができます。

問題集4

引用:Amazon

実用数学技能検定 文章問題入門帳 算数検定11級

出版社:日本数字検定協会

値段:1100円(税込み)

 

こちらは文章問題に特化した問題集です。穴埋め式だから簡単で、文章題がすらすら解けるようになります。算数検定にも対応していて、さらに丁寧な解説で分かりやすくなっています。

 

文章問題を重点的に勉強したい方には非常におすすめの問題集です。

 

まとめ

算数検定11級について解説してきましたが皆さんおわかりいただけましたか?

 

それでは、算数検定11級について最後にまとめていきます。

・幼児でも受験可能で問題は小学1年生レベル

・算数検定11級の合格率は95.1%

・全体の70%程度を正答できれば合格

楽しく学習する時間集中的に学習する時間を作ってあげるようにしましょう。

以上が算数検定11級についての解説になります。

 

皆さんおわかりいただけましたか?この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

幼児のお子様がいるご家庭なら是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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