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応用情報技術者試験の難易度は?過去問を活用した勉強法を解説

様々な業界でIT化が進んでいる昨今、IT系の試験を受験しようと考えている方も多いのではないでしょうか。

 

一口にIT系の試験と言っても色々とあるので、どの試験を受けようか迷っている方もいらっしゃるかもしれません。

 

中でも応用情報技術者試験は今後も発展していくであろうIT業界において、知名度や評価が高いため合格しておいて損のない試験です。

 

しかし実際に勉強を始める前に

「試験は難しい?」

「勉強法ってどんなの?」

「過去問はやったほうがいいの?」

など色々と気になることも多いかと思います。

 

そこで今回は下記の内容について解説しています。

・応用情報技術者試験とは

・試験の難易度

・過去問の必要性

・勉強方法

応用情報技術者試験を目指す上での参考になるかと思いますので、ぜひご覧ください。

 

応用情報技術者試験とは?

応用情報技術者試験(AP)とはIPA情報処理推進機構が主催する情報処理技術者試験の一つで、ITエンジニアとしてワンランク上を目指す人のための国家試験です。

 

合格するとITエンジニアとして技術から管理・経営まで幅広い知識と応用力を持ち、『システム開発・IT基盤構築などにおいて高いパフォーマンスを発揮することができる人材』であると証明することができます。

 

なお、応用情報技術者試験の歴史は古く、1969年〜2000年は第一種情報処理技術者試験、2000年〜2009年はソフトウェア開発技術者試験、2009年〜は現在の応用情報技術者試験として行われています。

応用情報技術者の役割

応用情報技術者は情報システムなどの設計・開発・運用・保守において上位者の方針を理解し、自ら技術的問題を解決し、適用する役割を担っています。

 

また、プロジェクトマネージャの下で現状を把握し、目的達成のための工程や予算、品質などの管理を行うなどグループの中で中心的な役割を果たす存在です。

ただ単にIT技術を正しく扱えるだけではなく、プロジェクトの中核として最適な選択・立案ができる人材です
資格の専門家

試験概要

試験実施時期 春季 4月第3日曜日

秋季 10月第3日曜日

願書申込受付期間 春季 1月中旬〜2月中旬

秋季 7月中旬〜8月中旬

受験料 5,700円 (税込)
受験資格 なし
受験地 各都道府県 主要都市
問合せ 情報処理技術者試験センター

TEL 03-5978-7600

ホームページ IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 情報処理技術者試験

https://www.jitec.ipa.go.jp/

試験は年に2回ありますので、しっかりと準備して挑みましょう。
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応用情報技術者試験の難易度は?

応用情報技術者試験の偏差値は65相当難易度は高く、スキルレベル1〜4まである情報処理技術者試験の中で、上から2番目のレベル3となっています。

 

これは、レベル2である基本情報技術者試験や情報セキュリティマネジメント試験、レベル1であるITパスポート試験の上位試験としての位置づけです。

 

なお、レベル4の試験はいずれも専門分野に特化している試験ですので、応用情報技術者試験は全ての分野を範囲とする試験としては、最も難しいとされています。

引用:IPA情報処理推進機構

難易度について、下記の観点からも解説します。

・合格率

・高難度である理由

・実務未経験でも合格可能か

合格率は高い?低い?

合格率は例年20%台前半と低くなっています。

過去3年間の合格率に関する推移は次の通りです。( 2020年春季試験は新型コロナウイルス感染症のため中止となりました)

年度 応募者数 受験者数 合格者数 合格率
2018年度春期 49,223人 30,435人 6,917人 22.7%
2018年度秋期 52,219人 33,932人 7,948人 23.4%
2019年度春期 48,804人 30,710人 6,605人 21.5%
2019年度秋期 50,440人 32,845人 7,555人 23.0%
2020年度10月 42,393人 29,024人 6,807人 23.5%

引用:IPA情報処理推進機構

なお2〜5年ほどプログラム開発やシステム設計に携わってから受験する人が多いのにも関わらず合格率が低いことから、実務経験者であっても決して楽に合格できる試験ではないということがわかります。

高難度の理由は出題範囲の広さと長文読解

難易度が高い要因は、下記の通り出題範囲が非常に広いためと、午後試験が記述式であるためと考えられます。

試験 午前 午後
試験時間 9:30-12:00 (150分) 13:00-15:30 (150分)
出題形式 四肢択一式 記述式
出題内容 テクノロジ系50問

マネジメント系10問

ストラテジ系20問

計80問

(必須問題 1問) 情報セキュリティ

(選択問題 10問から4問解答)

テクノロジ系 6問

マネジメント系 3問

ストラテジ系 1問

計11問(5問解答)

合格基準 100点満点中60点以上 100点満点中60点以上

特に午後試験はIT系の試験にも関わらず長文読解の記述式であるため、基本的な知識に加えて読解力も必要となり国語が苦手な人には難しい試験となるでしょう。

IT未経験でも合格できる?

毎年、未経験者はもちろん高校生や中学生からも合格者が出ています

最年少はなんと11歳で合格しています。

 

試験は難しいですが、基本情報技術者試験では出題されるプログラミングについての問題が応用情報技術者試験では回避できるため、文系出身の未経験者でもしっかりと対策すれば合格できる可能性は十分あります。

他の情報技術者試験で高度なものもチェックしておくと良いですね。

>>システム監査技術者試験の難易度や勉強時間は?

 

応用情報技術者試験の勉強には過去問が必要?

試験を効率よく突破するためには、過去問を繰り返し行うことが最も有効な対策です。

むしろ、過去問をしないという選択肢はないと言っても過言ではありません。

 

午前試験に関しては80問中の半分に当たる40問ほどが過去に応用情報技術者試験や基本情報技術者試験、IPAが2009年まで行なっていた初級システムアドミニストレータ試験で出題されていた問題が流用されています。

 

これらの再出問題は、問題文だけでなく解答群の並び順までそのまま出題されていることがほとんどです。

そのため、午前対策は過去問を重点的に行いましょう。

 

また、午後試験については全く同じではありませんが、似たような問題が繰り返し出題されていますので、過去問演習が有効です。

午後試験対策にも過去問を活用すると良いでしょう。

 

なお、直近2回分からはほとんど再出されたことがありませんので、学習には3回前から10回前までの過去問を使用すると良いでしょう。

直近の2回分は残しておいて最後に模擬試験として使用するのがおすすめです
資格の専門家

過去問の入手方法

過去問は下記のIPAの公式サイトからダウンロードできます。

IPA 情報処理推進機構 過去問題

 

しかし解答用紙はIPAでは公開されていないため、ほかのサイトからダウンロードする必要があります。

「応用情報技術者試験 解答用紙」などと検索すると出てきます。

 

2019年のものまでですが、下記のサイトから解答用紙がダウンロードできます。

iTEC 解答シートダウンロード

過去問は印刷して使おう

過去問と解答用紙は紙に印刷してなるべく本番の試験と同じ環境を作ることでより効率よく勉強することができます。

 

可能であれば午前午後ともに印刷するのが望ましいですが、ページ数が多く印刷代もかかるので午後試験と模試用の直近2回分の午前試験だけでも印刷しておきましょう。

 

なお、過去問を印刷するのには下記の2つの理由があります。

印刷をする理由1:問題文に印をつけるため

午後試験の問題文を読む際はキーワードに印をつけながら読み進めると効率的です。

 

長文読解では、はじめにキーワードと考えられる箇所に印をつけながら読むと、設問を読んだ後などに見返す時に見逃しが少なくなったり、時間短縮ができます

 

さらに、応用情報技術者試験の特徴として問題文にヒントがあることが多く、ヒントだと思う部分に印をつけておくと自分がなぜそこをヒントだと思ったのかが明確になります。

 

そうすると間違えた問題を復習する際、なぜそのような間違いをしたのかがわかりやすくなります。

印刷をする理由2:1問あたりのページ数が多いため

午後試験は問題文から設問までが一問につき4〜5ページもあります。

 

解答を導き出す際にはページを何度もめくっては戻りを繰り返すので、それに慣れておく必要があります。

これが結構煩わしく、慣れていないと本番でミスをしてしまう人も多いようです
資格の専門家

 

応用情報技術者試験の勉強法

試験勉強の全体の流れとしては午前試験の対策をしてから午後試験対策に取り組むと良いでしょう。

 

この章では勉強を進める順に下記の内容を詳しく解説します。

・午前試験の勉強法

・午後試験の選択分野を決める

・午後試験の勉強法

・総仕上げ

ただし、応用情報技術者試験の難所は午後試験です。

午前試験は効率よく学習し、なるべく午後試験対策に時間をかけることが合格への近道です。

 

なお、これからご紹介する試験対策では過去問をこなすことが重要となりますので、前章の「応用情報技術者試験の勉強には過去問が必要?」を読んでから勉強を始めてください。

午前試験の勉強法は?

応用情報技術者試験は前述の通りとても幅広い知識が必要です。

 

そのため、午前試験の勉強法としては参考書を一通り読み込んでから過去問に取り掛かることをおすすめします。

 

午前試験の勉強をしっかりとすることによって、午後試験を解くための基礎知識も養うことができますよ
資格の専門家

 

参考書で基本的な知識を得られたら、過去問にチャレンジしましょう。

採点後、間違った問題や理解できない選択肢、まぐれで正解した問題については参考書を読み返してください。

 

ここできちんと復習することが合格のために一番大切なポイントです。

 

過去問と復習を繰り返して平均7割以上解けるようになれば、しっかりと知識が得られていると思いますので、午後試験の勉強に進んでください。

 

ただし、せっかく覚えた知識を忘れてしまわないよう、午後試験の勉強をやりながらも隙間時間にアプリや対策サイトなどを活用して知識を定着させることもお忘れなく。

 

午前試験対策の流れを解説しましたが、例外として、知識に自信のある実務経験者は基礎知識があることを前提として最初から過去問を解いていくと良いでしょう。

 

過去問を解くことによって応用情報技術者試験の大まかな流れやレベル、自分の知識が不足している部分がわかり、効率よく勉強を進めることができます。

 

なお、午前試験の出題範囲は下記の通りです。

<テクノロジ系(50問)>

1.基礎理論 (基礎理論、アルゴリズムとプログラミング)

2.コンピュータシステム (コンピュータ構成要素、システム構成要素、ソフトウェア、ハードウェア)

3.技術要素 (ヒューマンインタフェース、マルチメディア、データベース、ネットワーク、セキュリティ)

4.開発技術 (システム開発技術、ソフトウェア開発管理技術)

<マネジメント系(10問)>

5.プロジェクトマネジメント (プロジェクトマネジメント)

6.サービスマネジメント (サービスマネジメント、システム監査)

<ストラテジ系(20問)>

7.システム戦略 (システム戦略、システム企画)

8.経営戦略 (経営戦略マネジメント、技術戦略マネジメント、ビジネスインダストリ)

9.企業と法務 (企業活動、法務)

出題範囲の詳細は公式サイトにて公開されている下記のシラバスで確認できます。

IPA 応用技術者試験 シラバスVer.6.1

午後試験の勉強を始める前に選択分野を決める

午後試験は11分野から11問出題されます。

1問は必須の情報セキュリティ分野、残りは10分野から出題される10問から4問を選択して解答します。

 

効率的に勉強するために、あらかじめ午後で選択する予定の分野を決め、その分野を重点的に学習すると良いでしょう。

 

得意分野、苦手分野は誰にでもあると思いますので、まずは高得点を狙える得意分野を探すことから始めましょう。

 

午後試験の分野は下記の通りです。

必須問題 ・情報セキュリティ

選択問題

【ストラテジ系】

・経営戦略

【テクノロジ系】

・システムアーキテクチャ

・ネットワーク

・データベース

・組み込みシステム開発

・情報システム開発

・プログラミング(アルゴリズム)

【マネジメント系】

・プロジェクトマネジメント

・サービスマネジメント

・システム監査

選択分野の具体的な決め方としては、午後試験対策の参考書に掲載されている各分野の問題を2.3問ずつ解き、解説をじっくりと読むと自分の得意な分野が見えてくるでしょう。

 

どの分野が自分にあっているのか見極めるためは時間がかかりますが、ここで選択を誤ってしまうと後々大変です。じっくりと問題に取り組みましょう。

ただし、勉強を進める中で違うと感じたら早めに変更する勇気も必要です
資格の専門家

 

なお、問題の傾向としては、テクノロジ系は技術系ですので理解していれば満点を狙えますが、反対に知らない技術が出題されると0点になってしまう可能性もあります。

 

特にわからない専門用語があると致命的になってしまう可能性が高いため、問題文に書いている用語や仕組みは全て理解できるようにしましょう。

 

ストラテジ系とマネジメント系は国語問題と言われており、0点にはなりにくいですが、満点を取るのが難しい分野です。

 

資格取ろうか悩んでる人
分野の選び方はわかりました。ところで、4問選択ということは4分野に絞って勉強すればいいんですか?
いえ、ちょっと待ってください。各分野ごとの難易度は毎年異なり、出題されるテーマも変わりますので、試験本番に問題を見てから選べるように6分野(できれば7分野)は勉強しておきましょう。
資格の専門家

 

Twitterでも6〜7分野準備しているとの投稿が見受けられます。

午後試験の勉強法は?

午後試験の対策では、午前試験の勉強で得た基本的な知識をさらに分野ごとに深いものにしていきます。

 

選択分野の候補が決まったら、各分野の参考書を読み込んでから対策問題をすべて解きましょう

 

間違えた問題、正解した問題ともに解説はしっかり読み込むことが大切です。

問題を解くよりも見直すことに時間をかけましょう。

 

その後、過去問を5回分ほど解いてみてください。

その際、過去問と解答用紙は印刷し、全体の時間150分と1問につき目安の25分の両方の時間を計りましょう。

 

過去問でわからない部分はそのままにせず、参考書やネットを活用するなどして理解するように心がけてください。

 

それから、忘れてはいけないのが必須の情報セキュリティ分野ですが、一般常識で解ける問題が多く暗記項目も少ないため、ここはしっかりと8割取れるように学習してください。

 

選択問題、必須問題ともに過去問の数をこなすことにより、問題文の着目すべき点や伏線などがわかるようになります。

 

また、試験本番に重要なのが、どの問題を選択するか素早く見極めるということです。

これには問題の難易度を見極める力が必要になってきます。

 

その力を養うためにも過去問をこなす際には必ず全体の時間を計り、最初の10分ほどでどの問題を選択するか決められるようにしましょう。

総仕上げ 過去問を模擬試験として活用する

午後試験の過去問でも7割ほど取れるようになったら総仕上げに入りましょう。

時期としては試験1ヶ月前には総仕上げに入れるとベストです。

 

残しておいた直近の過去問で模擬試験を行いましょう。

この際、必ず本試験と同じように時間を測ってください。

午前午後の過去問ともに6割以上クリアできれば合格はもう目の前ですよ
資格の専門家

 

模擬試験後の残りの時間は苦手分野などを重点的に復習し、知識を深めておきましょう。

 

さらに試験2週間前にも、1回分残している直近の過去問を使って本番形式で模擬試験を行うと良いでしょう。

 

もし、6割を切ってしまった場合は、対策を練り直す必要があります。

午前の点数がクリアできていれば、知識面では問題ないため午後試験の対策を重点的に行ってください。

 

対策のひとつとして午後試験は問題をよく読めば解答のヒントがありますので、間違った問題を復習するとともに、正解以外の選択肢についても何を表しているのか勉強しておくとヒントを掴みやすくなります。

 

午前の点数がクリアできなければ、最低でも午前試験をクリアできるように知識を身につけましょう。

 

また、試験前日はしっかりと暗記することが重要です。

過去問演習を通して、暗記すべき項目をリストアップしておきましょう。

 

おすすめのテキストは?

試験の全体像の把握と午前・午後それぞれの試験の勉強におすすめのテキストをご紹介します。

・基礎知識を得るための教科書

・午前対策の参考書

・午後対策の参考書

応用情報技術者試験はITの基礎の全範囲を対象とした試験ですが、その範囲の広さゆえに1冊で午前午後試験の全てを完全に網羅できる参考書は現状ではありません。

 

テクノロジ系は参考書が充実しているため選びやすいのですが、ストラテジ系マネジメント系などは全体的に情報量が少なめです。

 

もし、応用情報技術者試験の後にITストラテジストやプロジェクトマネージャ、システム監査技術者などの高度試験を目指すのであれば、午後試験対策用に思い切って高度試験の参考書を購入しても良いのではないでしょうか。

 

なお、試験には毎年新しい技術に関する知識を問われる問題が出題されるため、それらに対応できるように数年以内に出版されたテキストを手に入れるようにしましょう。

 

おすすめのテキストも人によって読みやすい、読みにくいなどありますので実際に書店で内容を確認してから購入すると良いでしょう
資格の専門家

応用情報の基礎知識を得るための教科書

引用:Amazon

キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和03年

きたみ りゅうじ 著 (技術評論社)

 

イラストによる解説でわかりやすいため初心者の方におすすめです。

広範囲な出題に対し要点がきちんとまとまっているため、読むと試験の内容を一通り理解できます。

 

引用:Amazon

令和03年【春季】【秋季】 応用情報技術者 合格教本

大滝 みや子・岡崎 裕史 著 (技術評論社)

 

幅広く網羅されており細かな用語も解説されています。詳しく読めば最低限必要な知識が得られる1冊です。

午前試験の対策におすすめの参考書

引用:Amazon

2021 応用情報・高度共通 午前試験対策書

アイテックIT人材教育研究部 著 (アイテック)

 

分野ごとに知識や頻出問題がまとめられており、苦手分野を確認しながら克服できます。

また、頻出問題を簡単に短時間で解答する方法や解答に至るまでのステップなどが詳しく記述されています。

この参考書を読み込んで理解度チェックや問題をしっかりするだけでも午前は6割取れるようになったという口コミもあります。

午後試験の対策におすすめの参考書

引用:Amazon

2021 応用情報技術者 午後問題の重点対策

小口 達夫 著 (アイテック)

 

午後問題を解くための着眼点、問題文の読み方、問題から解答を導き出すためのテクニックが丁寧に解説されています。

この本を読み込むだけでも合格率はかなり上がるのではないでしょうか。前書きの記述式問題に対する心構えも必読です。

 

基本情報技術者試験と応用情報技術者試験どちらを受験すればいい?

基本情報技術者試験を受けずに応用情報技術者試験を受験しようかな、と悩んでいる声をよく耳にします。

どちらを受験するかについては、その人の経験によって異なります

 

まず、基本情報技術者試験とは「情報処理技術者」であれば合格しておきたい基本的な試験で、ITエンジニアとして働き始める前に受験すると良いとされています。

 

未経験者やこれからエンジニアを目指そうという人であれば、基本情報技術者試験から受験することをお勧めします。

 

基本的な技術がつく前に暗記だけで応用情報技術者試験に合格しても、その先業務に活かすことは難しいでしょう。

 

実務経験者からも下記のような声が上がっていました。やはり順番に合格するのが良いでしょう。

反対に長年キャリアを積んだエンジニアであれば、基本情報技術者試験はスキップして応用情報技術者試験を受験しても良いのではないでしょうか。

 

応用情報技術者試験合格のメリット

試験に合格すると得られるメリットは下記の通りです。

・高度試験の一部が免除される

・中小企業診断士・弁理士の科目免除が受けられる

・進学や就職に有利になる

・資格手当・報奨金の対象となる会社もある

・幅広い分野の知識が得られる

それぞれ詳しく紹介します。

IPA高度試験の一部が免除される

合格した年度を含む2年以内であれば、IPAが主催するネットワークスペシャリストやプロジェクトマネージャなどの高度情報技術者試験を受験する際に、午前Ⅰ試験が免除されます。

中小企業診断士・弁理士の一部科目が免除される

経営コンサルタントの国家資格である中小企業診断士試験では経営情報システムの科目免除、特許権などの知的財産に関する国家資格である弁理士試験では理工V(情報)科目の免除が受けられます。

進学や就職に有利になる

学生のうちに試験に合格すると、専門知識を有していることをアピールできるため、大手から中小企業までIT関連の会社への就職がとても有利になるでしょう。

 

中学生や高校生で合格すると大学の推薦をもらえたり、一部の専門学校では授業料免除の特待生として入学することができます。

 

さらに就職の場合は企業だけでなく省庁・官公庁などでも評価され、採用や昇級・昇格の条件となる場合があります。

また、地方公務員採用試験でも試験の一部が免除となる県もあります。

資格手当・報奨金の対象となる会社もある

IT関連企業の場合、試験に合格すると資格手当や報奨金が支給されることも多いようです。

 

主な企業が公開している支給額は資格手当の場合は毎月5,000〜20,000円、報奨一時金の場合は50,000〜200,000円となっています。

その他のメリット:幅広い分野の知識が得られる

他にも次のように試験の勉強をして知識を得たことにより目には見えないメリットを感じていらっしゃる方もいるようです。

知識の証明ができることによる対外的なメリットはもちろん魅力的ですが、試験の勉強をすることで幅広い分野の知識が自分のものになることもメリットのひとつでしょう。

 

まとめ

今回は応用情報技術者試験について次の内容を解説しました。

・応用情報技術者試験とはITエンジニアとして上を目指す人のための国家試験

・試験の難易度は高い

・午前午後試験ともに過去問の活用が合格の鍵

・勉強にはインプットとアウトプットを繰り返す

情報処理の分野は今後もますます需要が高まると考えられます。

応用情報技術者試験は一般企業だけでなく官公庁などからも高い評価を受けており、試験に合格すると各方面において幅広く知識を活かすことが出来るでしょう。

 

この記事が応用情報技術者試験の受験を考える方のお役に立てれば幸いです。

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