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ビジネス実務法務検定2級の合格率は?勉強時間やテキストも解説!

数ある資格の中で、実務にも活かすことが可能で企業からも一目置かれる資格のひとつがビジネス実務法務検定2級です。

 

この記事を見ていただいているということは

・ビジネス実務法務検定2級を受ける予定

・ビジネス実務法務検定2級の受験を悩んでいる

上記2点に当てはまる方が大半だと思います。

 

「2級ってことは難しいのかな?」

「どれくらい勉強時間は必要?」

など気になっているのではないでしょうか。

 

今回この記事ではビジネス実務法務検定2級の

・合格率

・必要な勉強時間

・おすすめのテキスト

について解説していきたいと思います。

 

ビジネス実務法務検定2級は難しい?

ビジネス実務法務検定2級の2019年の受験者が12,552名に対して合格者は5,140名と公表されています。

合格率は40.9%と易しい難易度ではなさそうですね。

ビジネス実務法務検定2級の試験は年に2度行われるので、上記のデータは2019年度の累計したデータを記しています。

ビジネス実務法務検定2級は実践的な内容

ビジネス実務法務検定2級の試験は基礎を理解している前提とし、実践向きの内容が出題されます。

 

簡単にいうと、弁護士など外部専門家に対する相談といった一定の対応ができたり、質量・量的に法律実務知識を有するレベルが求まられます。

そして出題される問題の中には、実例問題も含まれています。

知識をインプットするだけではなく過去問題等をリサーチしておくこともこの試験では重要になってきます

 

受験資格はなく誰でも受験することは可能ですが、基礎よりも高度な専門知識を求められるので不安な方は基礎レベルの3級から挑戦するのも視野にいれておくといいかもしれませんね。

出題範囲はやや広い

ビジネス実務法務検定2級の出題範囲は少し広めになっています。

大まかな分野は次の通りです。

・企業取引の法務

・債権の監理と回収

・企業財産の監理・活用と法務

・企業活動に関する法規制

・株式会社の組織と運営

・企業と従業員の関係・紛争の解決方法

・国際法務(渉外法務)

企業の継続には欠かせない重要な役割を担われることも想定し、専門的な分野も出題されます。

 

上記の中でも特に民法と商法・会社法がもっとも重要視されています

100点満点中35点~50点は民法・商法・会社法が占めているので要チェックですね。

出題形式はマークシート式

ビジネス実務法務検定2級の試験はマークシート式で回答します。

100点満点中70点以上が合格基準点になります。

 

マークシート式とはいっても選択肢がたくさんあると悩んでしまいますよね。

試験の選択肢も似たような選択肢があったりと意地悪な問題も出題されるので、しっかりと出題内容を理解することがポイントになってきます。

 

実際の例文問題を載せますので、解答を見る前に解いてみましょう。

問題

消費者契約法に関する次のア~オの記述のうち、その内容が適切なものの組み合わせを①~⑤の中から1つだけ選びなさい。

選択肢

  • ア.消費者契約法は、労働契約も含めて、事業者と消費者との間で締結されるあらゆる契約に適用される。
  • イ.事業者は、消費者契約の締結について消費者を勧誘するに際し、物品、権利、役務その他の当該消費者契約の目的となるものの分量等が当該消費者にとっての通常の分量等を著しく超えるものであることを知っていた。この場合、当該消費者は、当該勧誘により当該消費者契約の申込みまたはその承諾の意思表示をしたときは、その意思表示を取り消すことができる。
  • ウ.消費者契約法が規定する取消権は、消費者保護の観点から、その行使期間についての定めがなく、消費者はいつでも取消権を行使することができる。
  • エ.事業者と消費者との間の契約において、事業者が契約の重要事項に関して事実と異なる内容を告げる行為は、民法上の詐欺による意思表示における欺罔行為に該当するため、消費者契約法上の不適切な勧誘行為には当たらない。
  • オ.事業者と消費者との間の契約において、消費者の不作為をもって当該消費者が新たな消費者契約の申込みまたはその承諾の意思表示をしたものとみなす条項その他の法令中の公の秩序に関しない規定の適用による場合に比して消費者の権利を制限しまたは消費者の義務を加重する消費者契約の条項であって、信義則に反して消費者の利益を一方的に害するものは、消費者契約法上、無効である。

① ア・イ  ② ア・ウ  ③ イ・オ  ④ ウ・エ  ⑤ エ・オ

解答 ③

 

引用:東京商工会議所 検定試験情報

いかがでしたでしょうか。

初めて問題文を見た方は難しく感じるかもしれませんね。

 

ビジネス実務法務検定2級の問題は法律など内容的に難しいものが多く出題されるため、過去問題などで目を慣らしておくことも合格するための対策になるでしょう。

勉強時間の目安は?

ビジネス実務法務検定2級に合格するための勉強時間の目安は60時間~100時間といったところでしょう。

なぜ40時間もふり幅があるのかというと、一から学ぶ方もいればすでにある程度の知識を持っている方もおられるからです。

 

実際に試験に合格された方も1日の勉強時間も違えば勉強期間もそれぞれ違います。

ビジ法3級ギリギリ合格者が、60日間毎日2時間計120時間なら、十分に合格圏内と考えます。
確実な線なら、毎日3時間計180時間でしょうか。

私自身は、勉強時間は100時間程度だったと思いますが予備知識はそれなりに有ったので、…

引用:知恵袋

2級取得者です。
1日8時間で2週間でイケます!!
私はそれで96点でしたよ。

引用:知恵袋

法学部なら法律用語になれていらっしゃれば、
1回で全然合格出来ますよ。
私は法学部をギリギリで出た年の12月に
2ヶ月くらいの勉強で受かりました。

法律用語になれていらっしゃらない
法学部を出ていないのであれば、
もうちょっと期間と時間を多めに。

引用:知恵袋

 

法律等の分野を一から学ぶとなると時間を要する方が多いようですね。

学生の頃に法学部に在籍していたり、現在法務に就いているが知識不足のため補いたいという方は文面にも慣れているのでスムーズに勉強に取り組むことができることが予想できますね^^

 

受験対策のポイント

ビジネス実務法務検定2級は難易度が特別高いわけではありませんが、対策をきちんとしてなくても合格できるような簡単な試験ではありません。

特に専門的な分野になるので、ビジネス実務法務検定2級に適した受験対策をすることは必須となります。

 

試験の特徴などから最適の受験対策をご紹介していきたいと思います。

スケジュールを決めて計画的に勉強をする

「勉強の目安は?」の項目でもご説明した通り、勉強時間は60時間~100時間必要となります。

1日1時間勉強しても、2か月~3か月ほど時間を設けなくてはいけません。

 

すべてが予定通りにはならないかもしれませんが、ある程度自分の中でスケジュールを組みことでその日の目標も定まり勉強も効率よくできます。

逆に目標や時間なども定めず、とにかく勉強をひたするするという行き当たりばったりなやり方は効率も悪く、それゆえにモチベーションも下がってしまうのでおすすめできません。

 

いまではアプリを使用して勉強のスケジュールを管理するやり方が増えてきています。

参考までにおすすめのアプリも簡単にご紹介しておきますので、よければダウンロードしてみてくださいね^^

・Study Plus:スケジュール管理のほかに他受験者とも交流ができる

勉強時間管理:タイマー機能や達成度を表示してくれる

・合格ノート:大体のスケジュールで登録ができる

民法と商法・会社法から勉強しよう

初心者の方が一番難しく感じるのは法律系の分野です。

 

まず文面が慣れるまでは難しいんですよね…汗

それだけでも大変なのに、出題問題の3分の1は法律系の問題が占めているという問題に物当たります。

 

逆に言うと、モチベーションも気力もある最初のうちに取り組んでおけば、あとはスムーズに他分野を学ぶことができます。

合格基準点は70点以上なので、出題範囲の多い分野を徹底的にしておくことで点数を効率よく稼げるということにもつながっていきます。

 

おすすめのテキスト

資格勉強の際に必要なものといえば、テキストですよね。

「どのテキストを使って勉強するか」

この見極めが勉強の効率を左右します。

 

もちろん、すべての方が同じテキストで合格できるとはいえません。

人それぞれ相性もありますから^^

それを踏まえたうえで、評判もよく合格のために適してる教材をご紹介します。

おすすめテキスト①:ビジネス実務法務検定試験2級公式テキスト

やはり押さえておきたいのは公式テキストです。

ビジネス実務法務検定を開催している東京商工会議所が出版している教材なので、かなり信頼できますね。

 

無駄なことは記載されておらず、要点をしっかりまとめられているので理解しやすい構造になっています。

テキスト自体はかなり分厚く大容量になっており、ビジネス実務法務検定の辞書と思ってもらっても構わないでしょう。

 

演習問題にも力をいれているので、問題も解きつつわからないところは見返しができるという、1冊でも十分に対策ができるようになっています。

 

「本当に公式テキストだけで合格できるのか」

気になりますよね。

 

実際の体験談がこちらです。

東京商工会議所の公式テキストと、公式過去問題集をマスターすれば
合格点の七割は、ほぼ確実に取れます。

テキストの範囲外の難問も、出ないことはないですが、その範囲外が
かなりの割合で出題される、ということは、考えられないでしょう。

よって、合格点を取るためには、公式テキストと、その問題集を繰り
返し解き、合格に必要な知識を定着させていくことが重要です。

引用:知恵袋

 

かなり信頼度も厚く、優秀なテキストのようです。

テキストにも多数の問題数が載っていますが、物足りない方は別で公式問題集も用意しておくと尚よいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

引用:Amazon.co.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

引用:Amazon.co.jp

おすすめテキスト②:法務教科書 ビジネス実務法務検定試験2級 完全合格テキスト

こちらは解説がわかりやすく合格のための情報が載せられています。

例えば、ビジネス実務検定の効率のいい学習方法なども記載されています。

 

演習問題も設けられているので、問題集がなくてもこの1冊で合格ができるようになっています。

 

口コミレビューをみてもうまくまとめられた1冊であることがうかがえます。

これ1冊マスターすれば、試験に必要な知識が身に着けられるよう構成されていて、わかりやすい。

引用:Amazon.co.jp

 

「合格することはもちろんだけど、知識としてすべてを学びたい」

という方には物足りないかもしれませんのでそういう方は公式テキストのほうがおすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

 

引用:Amazon.co.jp

おすすめテキスト③:ごうかく!ビジネス実務法務検定試験攻略テキスト2級

こちらのテキストはビジネス実務法務検定2級の試験で70点以上取ることを謳っているテキストです。

要点をしっかり押さえ、合格のための最低限のポイントを理解することに適しています。

 

出題箇所へのリサーチを徹底し、コンパクトにまとめられた内容には購買者も納得の口コミのようです。

テキストとしては、出題箇所を網羅しているし、ピンポイントで出る場所もわかるので、なかなか良いと思います。
実際に試験を受けると過去問が大事だなと思ったので、このテキスト+過去問をこなしておけばよいかと。

引用:Amazon.co.jp

 

ビジネス実務法務検定2級について詳しく解説されているわけではなく、もっと理解を深めたい方や過去問題をたくさん所望している方とっては不足だと感じるかもしれません。

不安な方は上記2点のどちらかのテキストに補足教材として活用していくといいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

引用:Amazon.co.jp

 

まとめ

ビジネス実務法務検定2級について解説してきましたが、理解は深まったでしょうか。

・合格率は40%前後で易しい試験4ではない

・独学で60時間~100時間、特に法律に慣れていない人は余裕をもった勉強時間の確保を要する

・完璧に理解したい方は公式テキストを推奨。合格ラインを目指す方は公式テキスト以外の教材に目を通してみるのもおすすめ

ビジネス実務法務検定2級の受験対策について、イメージは湧きましたでしょうか。

 

この資格は企業から取得を推奨されることも多い、一目置かれる資格です。

ですが、「思ってるよりもチャレンジできないこともないな」と思われた方も多いんじゃないでしょうか^^

少しでもビジネス実務法務検定2級の受験を控えている方、もしくは悩んでいた方の背中を後押しできたら幸いです。

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