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カラーコーディネーターとは?難易度は?独学で受かる?

 

「カラーコーディネーターって何だろう」

色彩への関心が高い方の中には、カラーコーディネーター検定に興味を持った方もいるでしょう。

配色ひとつで人に与える印象が大きく変わります。色の力に気づいた方は、色に対するセンスを磨き知識を身につけたいと思うかもしれません。

カラーコーディネーター検定に合格することで、色に関する知識がある証明にもなります。プライベートだけでなく仕事面でもプラスに作用するでしょう

ではカラーコーディネーター検定は難しい資格なのでしょうか。

 

「カラーコーディネーターって何?」

「検定試験って難しいの?」

「スクールも通信も考えてない。独学でも勉強ってできる?」

 

カラーコーディネーター検定について詳しく知り、具体的に資格取得を考えてみませんか。

 

カラーコーディネーターとは?どんな仕事に活かせるのか?

カラーコーディネーターは色に関する資格ですが、一体どんな資格なのでしょうか。無事に資格を取得しても、何に活かしたら良いのかわからないのはもったいないです。

資格は人生に彩りを与え、仕事に活かすための最強のツールとなります。

 

  • どんな資格か?
  • どんな仕事に活かせる資格か?

 

この2点について順に説明していきます。

 

どんな資格?

カラーコーディネーター検定は色彩に関して学びますが、ビジネス色が強いのが特徴です。

色彩理論以外にも商品ディスプレイ、建築、商工業製品やバリアフリーなど、お仕事で活かせる知識が身につきます。

色の知識を身につけた専門家として、色彩や配色に関するアドバイスを行うのがカラーコーディネーター。

カラーコーディネーター検定試験に合格することで、カラーコーディネーターと名乗ることができるようになります。

資格を取得を通して知識を得るだけでなく、合格することで第三者に証明することもできます。

 

転職・キャリアアップに役立つこと間違いありません。

どんな仕事に活かせる資格か?

カラーコーディネーターが活躍できる分野は多岐にわたります。服飾のようなアパレル、建築・インテリアなどの居住環境、ネイル・美容師などの美容業界。

人の目を惹く広告業界、印刷や商品開設、食品業界では、食材を美味しそうに見せる時にも色の知識は必要です。

色は人の心理に影響を与えることが分かっているため、色を使った心理セラピーでも役立つことが分かっています。

カラーコーディネーターの技能は、幅広い分野で活かせますが、カラーコーディネーターという職種で仕事をするのは難しいのが現状です。

商品開発の際に色の知識を役立てる、インテリアコーディネーターの資格とあわせて活かすことで活躍の幅が広がります。

 

カラーコーディネーターの知識を得て、どんな分野に活かしたいのかキャリアビジョンを明確にする必要があるでしょう。

 

カラーコーディネーター検定はどんな試験?

 

カラーコーディネーター検定試験は、東京商工会議所が実施する検定試験です。色に関する知識や技能を問う公的資格。

1~3級までありますが、2020年6月から変更になりました。

3級→スタンダードクラス

2級→アドバンスクラス

1級→なし

テキストも新しくなったので要注意です。

・100点満点中70点以上取れば合格

・マークシート式

・制限時間は2時間

・検定試験は6月・11月の年2回

 

マークシート式と聞くと気が楽になりますね。併願も可能なので自信のある方はぜひ挑戦して下さい。初めての方や自信のない方は、スタンダードクラスから知識を積み上げていきましょう。

スタンダードクラスで色の基礎知識が身につきますが、お仕事や専門職として活かそうと考えるならアドバンスクラスの知識が必要です。

 

カラーコーディネーター検定は難しい?

カラーコーディネーター検定は、1~3級までありましたが、スタンダードクラスとアドバンスクラスに分かれました。

スタンダードクラスが3級、アドバンスクラスは1級と2級の中間程度の難しさだと言われています。

引用:「カラーコーディネーター検定試験の全面改訂」について~2020年6月~カラーコーディネーター検定が生まれ変わります~|ニュースリリース |東京商工会議所

 

3級は基礎知識が多く難易度はそれほど高くありません。初心者からも挑戦しやすく、基礎固めにぴったりです。

2級になると専門知識が増え難易度が上がります。実践的な問題も出されるため、3級よりも勉強量が必要です。

難しいの1級です。3級と2級で難易度の差が低くても、2級と1級では大きな差があります。1級はプロが取得を目指す領域です。相当な勉強量が必要になるでしょう。

 

スタンダードクラスは比較的やさしく、アドバンスクラスは難しいといえます。

 

カラーコーディネーター検定の合格率は?

 カラーコーディネーター検定が新しくなるため、合格率や難易度などはっきりしたことは分かりません。参考までに1~3級までの合格率を見てみましょう。

 

2019年度(第47回) 2019年度(第46回)
3級 67.2% 72.3%
2級 30.5% 54.0%
1級                 -                   -

 

3級は70%前後と合格率が高いですが、2級になると下がります。これは3級が基礎知識であっても、2級からより深い内容に変わっていくからです。

実践的な問題が増えることもあり、カラーコーディネーター2級を取得すると就職・転職でアピールできていました。

勉強は大変かもしれませんが、知識を身につけ使いこなすことができれば、色の専門家としてグレードアップするでしょう。

スタンダードクラス、アドバンスクラスが、この先どのような合格率になるかは分かりませんが目安として考えて下さい。

 

 カラーコーディネーター検定独学で挑戦!

 

カラーコーディネーター検定に挑戦するぞと決めたのは良いものの、スクールや通信はちょっとお高いような気がしました。

スタンダードクラスはもとは3級です。2級、1級も独学で合格した人もいるらしいので、うまくいけば独学で勉強して合格できるかもしれません。

 検定対策には何が必要?

引用:カラーコーディネーター検定試験スタンダードクラス公式テキスト

 

まずは公式テキストが必要でしょう。スタンダードクラスでは、色の基礎知識を身につけます。基礎的な知識を理解した上で、応用する力も問われます。

Chapter1

生活と色の効用

  • Chapter2

    色を自在に操る方法

  • Chapter3

    きれいな配色をつくる

  • Chapter4

    色を美しく見せる光のマジック

  • Chapter5

    背景色を上手に使って色の見えを変えてみよう

  • Chapter6

    色で売り上げをアップするために

引用:カラーコーディネーター検定試験スタンダードクラス公式テキスト

 

アドバンスクラスは、スタンダードクラスよりも深い知識が身につきます。

引用:カラーコーディネーター検定試験アドバンスクラス公式テキスト

 

スタンダードクラスを基礎として、アドバンスクラスで得た知識を理解し、応用する力が問われます。

Chapter1

カラーコーディネーターの実務

  • Chapter2

    色の見えの多様性とユニバーサルデザイン

  • Chapter3

    色をつくり、形をつくる 色材、混色から画像へ

  • Chapter4

    色彩と照明計画

  • Chapter5

    表色系と測色方法及び色彩管理の手法

  • Chapter6

    安全色彩

  • Chapter7

    製品の色彩調査手法ー色彩分析と心理評価

  • Chapter8

    さまざまな配色用語と実際

  • Chapter9

    ファッションカラーと色彩計画の諸条件

  • Chapter10

    メイクアップ製品の色彩設計・管理とカラーコーディネーション

  • Chapter11

    インテリア製品の色彩の特徴とカラーコーディネーション

  • Chapter12

    プロダクツの色彩的特徴

  • Chapter13

    環境色彩

  • Chapter14

    効果的なプレゼンテーションを生み出すカラーコーディネーション技術

  • Chapter15

    近現代のデザインとカラーの歴史

  • Chapter16

    ファッションカラーの変遷と時代背景

引用:カラーコーディネーター検定試験アドバンスクラス公式テキスト

公式テキスト以外で使える参考書は?

公式テキストは大切ですが、これだけで検定対策になるのか不安になるかもしれませんね。

テキスト以外で勉強したい方は、3級・2級の問題集やテキストが参考になるでしょう。問題を解くことで知識が定着したか確認できます。

 

『認定講師が教えるカラーコーディネーター○級テキスト&問題集』や『一発合格!カラーコーディネーター○級完全攻略テキスト&問題集』などを使うことで理解が深まります。

 

どちらも図表を使いフルカラーなので、頭に入りやすいです。説明も丁寧だと評判なので、テキストがしんどいと思う方にお勧めです。

現在の公式テキストが基本です。他のテキストや問題集は、内容を理解するための補助教材として使って下さい。

どれぐらい勉強すれば合格できる?

さて、独学で検定合格を目指すって決めたけど、一体どれだけ勉強したら良いんだろう?具体的な目安を知りたい。

勉強計画を立てなければなりませんし、ある程度目安が必要でしょう。

色に関してある程度、知識がある人はともかく、初めてカラーコーディネーター検定に挑戦するのであれば、勉強時間が必要になってきます。

3級で100~150時間、2級で250~300時間ほどなので、自分が受けるクラスの目安にすると良いでしょう。

アドバンスクラスは難易度が上がるので、2級と1級の中間だと思って、多めに勉強時間を取ると良さそうです。

1日の内に勉強時間がどれだけとれるかどうかも、勉強計画を立てる上で大切です。

平日の勉強時間が少なくても、休日は多めに時間が取れるなど自分のライフスタイルに合わせて考えて下さい。

 

ゆとりをもった勉強計画を立て、2~3ヵ月前から勉強を開始しましょう。

どうやって勉強すれば良い?

公式テキストの熟読が基本になります。

それも1度読んで終わりでは知識は身につきません。

何度も読み込み、慣れない専門用語がすらすら口から出るようにしましょう。1週間に1度はテキストを読み、1ヵ月で4回は読むようにして下さい。

金銭的にも時間にも余裕がある方は、旧バージョンの過去問や問題集で知識が定着したか試してみるのも良いでしょう。

基本は公式テキストをどれだけ理解しているかです。

手を広げずに着実に知識を積み上げることが重要です。何かの知識を身につけるのは大変ですが、毎日勉強を積み重ねることで独学で合格も不可能ではありません。

毎日勉強するのは大変です。カラーコーディネーター検定合格を胸に勉強を始めても、モチベーションが下がることがあります。

1週間に1度は休息をとるようにしましょう。休息をとることで記憶がきちんと定着します。

焦る気持ちを抑えて、自分が合格した時のイメージを持つと良いですね。

 

まとめ

  • カラーコーディネーター検定では色の専門知識が身につきます。ビジネス色が強いのが特徴です。
  • 1~3級がなくなりスタンダードクラス、アバンダンスクラスの二つに分かれました。
  • 独学でも試験合格は可能ですが、自分に合った学習計画と参考書が必要不可欠です。毎日勉強するのではなく、週に1日は休みを入れて記憶を定着させましょう。

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