心理

福祉心理士はどんな資格?難易度から仕事内容、給料等を解説

福祉心理士って、あまり聴き慣れない資格ですよね。

資格を取るための難易度が分からなかったり、そもそも仕事内容が分からなかったりするかもしれません。

また、給料についても気になるところですよね。

 

そこで、この記事では、

・福祉心理士とは

・福祉心理士の資格を取るための難易度

・福祉心理士の仕事内容

・福祉心理士の給料

について、解説していきます。

 

福祉心理士とは

福祉心理士とは、日本福祉心理学会が認定している民間資格です。

福祉心理士は、福祉サービスを利用する人やその家族、そして福祉の現場で働く方々の心理相談や支援を行います。

そのため、福祉心理士になれば、福祉の現場で人の悩みに寄り添いながら働くことができるでしょう。

 

福祉心理士の資格を取るための難易度について

福祉心理士になるためには、資格の申請手続きをする必要があります。

申請手続きは、日本福祉心理学会の資格認定委員会事務局で行っています。

この際に、特に資格試験を受験し、合格する必要はありません。

その代わり、資格を申請するためにいくつかの条件を満たす必要があります。

資格を申請するための条件

福祉心理士の資格の申請手続きをするためには、大学で決められた習得科目を得ている必要があります。

大きく分けて、3つの分野にわたって条件が定められています。

基礎科目の習得

まず、基礎科目として、4単位以上の習得が必要です。

以下の科目から、2科目で各2単位以上の習得が求められます。

・心理学

・福祉心理学

・社会福祉学

心理学関係科目の習得

2つ目は、心理学関係科目です。

以下の科目から、4科目8単位を含んだ12単位を習得している必要があります。

・臨床心理学

・心理査定法

・カウンセリング

・心理療法

・発達心理学

・児童心理学

・障害者心理学

・高齢者心理学

このうち、2科目4単位に限っては、下記の科目でも代用可能です。

・精神医学

・神経内科学

・リハビリテーション論

・健康保険学

社会福祉関係科目の習得

続いて、社会福祉関係科目です。

下記の科目から1科目2単位を含め、合計で12単位以上習得している必要があります。

・相談援助

・精神保健福祉援助技術

こちらの科目でも、2科目4単位に限っては、下記の科目でも代用可能です。

・精神医学

・神経内科学

・リハビリテーション論

・健康保険学

その他科目の習得

上記で挙げた3つの条件を満たした上で、かつ合計で32単位を習得している必要があります。

 

福祉心理士の仕事内容について

続いて、福祉心理士の仕事内容について述べていきます。

福祉心理士のおこなう仕事は、以下のようなものがあります。

ポイント

・福祉サービスのアセスメント

・福祉スタッフの心理相談

ひとつずつ、解説していきます。

福祉サービスのアセスメント

アセスメントとは、サービス利用者に対してヒアリングを行い、利用者の状況を理解することです。

利用者がいったい何を求めているのかを知るために、欠かせない仕事です。

また、求めていることを解決するためにはどうすればいいのか、その解決策まで考えることが求められます。

解決策として、サービスを利用する人や家族に対して、必要なカウンセリングなどの支援を実施していきます。

福祉スタッフの心理相談

サービスの受給者だけでなく、福祉関係の施設に勤務するスタッフの心理相談も実施します。

福祉関係の施設で働くことは、想像以上に心理的な負担がかかってきます。

福祉施設の利用者とのコミュニケーション齟齬や、スタッフ同士での人間関係のトラブルなど、さまざまなストレスがのしかかってくるからです。

その問題を自分だけで解決できなくなってしまった場合、心の病気に発展してしまうこともあります。

そのスタッフの心の問題を、心理学の知識を用いて、サポート・解決していくのが仕事です。

高齢化社会によって、介護や福祉関係の施設が日本全国に増えてきています。

そのため、福祉心理士の活躍できる場面は増えてきているといえるでしょう。

 

福祉心理士の給料について

福祉心理士に関するデータは少なく、給料に関する情報は出てきませんでした。

そこで、ここでは心理系のメジャーな資格として、臨床心理士を挙げてご紹介します。

心理系の職種の働き方は、大きく分けて常勤と非常勤の二つに分けられます。

資格を取って間もない場合、非常勤から始めなければならない場合が多いです。

ここでは、常勤と非常勤の二つの給料面について、解説していきます。

常勤の場合

病院や福祉施設などに常勤スタッフとして採用された場合の初任給は20万円前後です。

平均的な年収は300〜500万円台となります。

社会的な評価を受けて、執筆や講演といったような仕事を行うようになれば、中には年収1000万円を得る人もいます。

 

勤務時間に関しては、午前9時から午後5時ごろまでが一般的ですが、遅くまで開業している診療所もあります。

また、開業時間外でも記録や報告書を作成したり、論文を書いたりする仕事もあります。

そのため、長時間勤務になることもあります。

それでも、会社が用意した各種保険に入れたり、福利厚生が充実していたりと、安心して働き続けられるメリットがたくさんあります。

非常勤の場合

実績不足などが理由で常勤の勤務先が見つからなかった場合、非常勤での勤務が中心となります。

非常勤の時給は1,000〜2,000円からスタートします。

その後、実績や経験に応じて上がっていきます。

 

また、職場によっても、時給には差が大きく開きます。

例えば、学校に勤務するスクールカウンセラーの場合は日当4万4,000円で8時間勤務というような条件もあります。

しかし、非常勤はいつでも解任させられる場合があります。

そのため、安定性が低いため、複数の職場でさまざまな経験を重ねながら常勤にステップアップする道を探っていくことが大切となるでしょう。

 

まとめ

ここまでの内容について、まとめていきます。

・福祉心理士の資格を取る難易度について

→資格を取得するための試験はなく、大学で必要単位を取得すれば取得申請が可能

・福祉心理士の仕事内容について

→福祉施設の利用者や家族、福祉スタッフの心理相談・支援をおこなうこと

・福祉心理士の給料について

→常勤と非常勤に分かれ、常勤なら初任給20万円前後、非常勤なら時給1,000〜2,000円前後

 

いかがでしたか?

あなたにピッタリの資格が見つかることを願っています。

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