動画編集ソフトで有名なアドビ。
そんなアドビではアドビ製品を使うにあたっての認定試験を主催しています。
その1つとしてアドビ認定エキスパートがありましたが、現在は試験が終了しておりアドビ認定プロフェッショナルのエントリーレベルに統一されました。
そのため
「難易度は難しくなった?」 「独学でも大丈夫?」
「独学するにあたっておすすめのテキストはある?」
などの疑問もあると思います。
そんな方に向けてこの記事では
・アドビ認定エキスパートの難易度はどのくらいか
・アドビ認定エキスパートは独学でも取れるのか
・アドビ認定エキスパートのテキストのオススメ
について詳しく説明していきます。
目次
アドビ認定エキスパートの難易度はどのくらいか
冒頭でも説明しましたが、以前は「アドビ認定アソシエイト」とその上級資格として「アドビ認定エキスパート」がありました。
しかし、アドビ認定エキスパートの試験は2019年11月末に終了したため、アドビ認定アソシエイトという資格名が2021年6月に「アドビ認定プロフェッショナル」に名称が変更され、「アドビ認定エキスパート」が初級レベルの「アドビ認定プロフェッショナル」の内容に統一されました。
アドビ認定エキスパートは初級のエントリーレベルに統一されて、難易度が下がったため、あまり難しくはありません。
アドビ認定エキスパートは、アドビ認定プロフェッショナルの初級レベルに統一されたため、実務経験が不要になった他、合格基準が全体の70%と合格基準はそこまで高くありません。
そのため参考書をみて実際にソフトの使い方を学習することで合格ラインまでいけるでしょう。
以前のアドビ認定エキスパートの難易度について、合格率は非公開でしたが合格するには全体の75%程を取ることが必要だったので難易度としては、やや高めでした。
また、アドビ認定エキスパートはプロの現場で3年以上の実務経験があるユーザーが対象となっていたため、経験がないと受験すらできない状態でしたが、アドビ認定プロフェッショナルは実務経験は必要ありません。
そしてアドビ認定エキスパートは、アドビ認定プロフェッショナルへエントリーレベルに統一したことにより、試験形式において従来はシュミレーションによる実技試験のところがソフトを使った形式になりました。
そのため、出題形式とともにデザインの作成や実際のビジネスで活かせる内容になっています。
https://twitter.com/ysys_art/status/1428969756384645125?s=20
以上のようにアドビ認定プロフェッショナルの内容に統一されたことで、全体的なハードルが緩和され、誰でも受験しやすい環境に変わっています。
アドビ認定エキスパートは独学でも取れるのか
アドビ認定エキスパートは独学でも取れるのでしょうか。
結論から言うと、アドビ認定プロフェッショナルは独学でも取れます。
なぜならアドビ認定プロフェッショナルは実務経験は必要なく初級のエントリーレベルなので独学でもテキストなどを使った学習で十分合格がねらえるからです。
下記に参考になるクチコミがあります。
何を学習するかにもよると思いますが、基本的にお勉強には書籍を使用した方がいいと思います。
製作に多くの人が関わっているので構成がしっかりしており情報の正確さにも信頼がおけるからです。
様々なテキストに手を出すより少し難易度の高いテキストを複数読んだ方が学習効果が高いように思います。 pic.twitter.com/GRgxJGaKWY— ヤノ テルアキ(CiCCi) (@CiCCi06965655) September 3, 2021
上記の方は勉強するのにテキストを使用しています。
このように、テキストなどを使用して基本的な内容を学習すれば十分に合格は狙えるでしょう。
ただ、テキストでの学習はもちろんのこと普段からソフトに慣れておくことが重要になります。実技試験は実際のアプリケーションを使用して操作するので、自分のパソコンにアプリをインストールして操作をしましょう。
独学では自信がないと思っている方には通信講座やスクールに通うという方法もあります。
https://twitter.com/mmmiyama_D/status/1405877745595281413
スクールに通うメリットとして
・アプリのインストールには月額料金が必要なため全ての科目を受験するのであれば効率が良い
・分からないところが出てきた時に質問できるので時間短縮できる
・1人で学習するより講師からの言葉や存在によってモチベーションが上がる
などがあります。そのため自分のスキルや性格によって向いている方法を選びましょう。
https://twitter.com/mmmiyama_D/status/1393224463697600515
アドビ認定エキスパートのテキストのオススメ
アドビ認定エキスパートは独学で達成可能な資格になります。
その対策するテキストについては、オデッセイコミュニケーションズが発行する公式テキストや試験学習に役立つ入門書を活用しましょう。公式テキストであれば試験に対応した内容になっています。
それぞれの試験に参考となるテキストを以下で紹介します。
Photoshop CC 2020の学習に使うテキスト
引用:アオテンストア
このテキストはPhotoshopの基本的な機能とその操作方法、デザインプロジェクトの知識を体系的に学べる内容になっています。また試験対策だけでなく、Photoshopの使い方を初めて学ぶ方にもおすすめの書籍です。
このテキストの内容はPhotoshop CC試験に対応した公式テキストなのでPhotoshop CC 2020に変更になったことにより相違点や補足を公式サイトで確認しましょう。
Illustrator CC 2020の学習に使うテキスト
引用:アオテンストア
このテキストはIllustratorの基本的な機能とその操作方法、デザインプロジェクトの知識を体系的に学べる内容になっています。また長方形や楕円形といった図形や写真、文字を組み合わせてイラストやデザインを作成するグラフィックスキルをわかりやすく解説しています。
このテキストの内容も上記と同じく終了した試験に対応したテキストなので差分解説を確認して学習しましょう。
Premiere pro CC 2020の学習に使うテキスト
引用:amazon
このテキストは公式テキストではないものの初心者で知識がなくても始められる入門書になっています。そして各ツールやパネルの基本機能から動画編集作業の流れ、すこし上のテクニックまで分かりやすく解説されており試験の学習に役立ちます。
ただしアドビ認定プロフェッショナルの出題範囲のすべてが含まれているわけではないので注意が必要です。
まとめ
今回はアドビ認定エキスパートあらため、アドビ認定プロフェッショナルを取得するために必要な内容を詳しく説明してきました。
まとめると
・アドビ認定エキスパートの難易度はエントリーレベルになったので、あまり高くない
・アドビ認定エキスパートは独学でも可能(実務経験は不問)
・アドビ認定エキスパートのテキストのオススメは公式テキストや試験に役立つ入門書
となります。
これから必要性が高まる資格であり就職やスキルアップにつなげたいと思っているのであれば行動しましょう。
以上で今回の記事は終わりになります、アナタの成功を願って。