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機械プラント製図技能士3級、2級、1級の難易度や過去問!独学可能?

 

工業系の資格の中で人気の高い機械プラント製図技能士

就職や転職に役立つ資格としてあなたも取得を検討されているのではないでしょうか?

 

合格を目指す為に、機械プラント製図技能士3級、2級、1級それぞれの

「難易度は?」

「過去問の入手方法は?」

「独学は可能なの?」

といった悩みも合わせてお持ちかと思います。

 

そんな方に向けてこの記事では

機械プラント製図技能士の難易度について

機械プラント製図技能士の過去問について

機械プラント製図技能士は独学可能なのか

といった内容を詳しく解説していきます。

 

機械プラント製図技能士とは

機械プラント製図技能士は、中央職業能力開発協会が主催する国家資格です。

この資格は製図を行うにあたっての技術者の能力を認める資格であり、

・製図に関する能力

・設計の基礎知識

・機械の基礎知識

などといったものが要求されます。

 

また機械プラント製図技能士には

・機械製図手書き作業(1〜3級)

・機械製図CAD作業(1〜3級)

・プラント配管製図作業(1、2級)

と資格が区分されています。

 

機械プラント製図技能士の試験概要について

受験費用は

実技試験18,200円(税込学科試験3,100円(税込)が必要となります。

 

ここでは各階級ごとの

・取得条件

・学科試験

・実技試験

の内容について解説していきます。

どんな取得条件がある?

機械プラント製図技能士を取得するには実務経験が必要になる場合があります。下の表に各級ごとの実務年数を紹介していきますのでご覧ください。

3級 年齢、学歴関係なく受験可能
2級 2年以上の実務経験
1級 7年以上の実務経験

 

また、2級と1級は条件によって実務経験年数が異なります。

2級・・・3級合格者であれば実務経験を問わない

1級・・・2級合格者であれば2年、3級合格者であれば4年の実務経験で受験可能

 

このことから機械プラント製図技能士は、取得したい階級の条件である実務経験を満たしていれば飛び級ができることがわかりますね。

どんな学科試験なの?

学科試験の内容は、

・製図一般

・材 料

・材料力学一般

・溶接一般

・関連基礎知識

・選択科目(機械製図法/プラント配管製図法)

などといった内容が出題されます。

 

出題形式は、

階級 所要時間 出題形式
3級 1時間 真偽式の30問
2級 1時間40分 真偽式・多岐択一それぞれ50問
1級 1時間40分 真偽式・多岐択一それぞれ50問

となっています。

 

表を見てのとおり1、2級から問題数が増えるので時間配分が重要です。

どんな実技試験なの?

実技試験の内容は、

・機械製図手書き作業

・機械製図CAD作業

・プラント配管製図作業

といった内容が出題されます。

この3つの中で、「プラント配管製図作業」は1、2級でしか出題されません。

 

実技試験の所要時間は「機械プラント製図技能士の難易度は?」のところでも触れましたが、3級は3時間、2級は4時間、1級は5時間です。

 

所要時間を見る限り、かなり長時間の試験内容ということがわかりますので、

・集中力の維持

・ペース配分

といった点を意識して望む必要があります。

 

機械プラント製図技能士の難易度について

機械プラント製図技能士の難易度は高いです。

理由としては、実技試験の合格率が低いからです。ここでは1級〜3級の実技試験の合格率を表にまとめているのでご覧ください。

 

年度:令和元年度

受験者 合格者 合格率
1級 1,214人 349人 28.7%
2級 3,271人 560人 17.1%
3級 850人 850人 47.2%

表を見ていただくとわかるとおり、各階級の中で難易度が易しい3級の合格率も50%を下回っています。開催される年によって合格率は変動することはあるかと思いますが、大きく偏った数字にはならないと予測できますので、機械プラント製図技能士は実技試験の対策が重要です。

 

また、実技試験の所要時間は3〜5時間と設けてあることから、かなり手の掛かる試験内容ということが予測できます。

 

機械プラント製図技能士の過去問について

機械プラント製図技能士の学習をする中で過去問は必須アイテムです。

理由としは、

・実技試験の対策

・苦手分野の把握

といった作業が過去問なくしては進まないからです。そんな過去問の入手方法は、

・中央職業能力開発協会の公式HPの閲覧(過去3年分)

・参考テキストに収録されたもの

・職業能力開発協会のコピーサービスの使用(過去3年分)

などといった方法があります。

 

ここではそれぞれの入手方法について詳しく解説していきます。

中央職業能力開発協会の公式HPの閲覧できる過去問について

中央職業能力開発協会の公式サイトで確認できる過去問の特徴として

・直近3年分の過去問が閲覧できる

・模範回答がついてくる

・コピーができない

などといった内容が挙げられます。

 

また、模範回答があることでしっかりとした対策が十分に取れます。しかしコピーができないため、実技の対策には不向きです。

 

こちらの過去問は技能検定公式サイトで確認することができます。

技能検定試験問題公開サイトを確認する

参考テキストに収録された過去問について

ここでは参考テキストを出版しているジャパンマシニスト社を例に挙げて紹介してきます。

 

ジャパンマシニスト社では、年度指定で過去問が付属された参考テキストを購入することが可能です。

 

購入方法の詳細はこちらから

職業能力開発協会のコピーサービスで利用できる過去問について

こちらの職業能力開発協会で利用できる過去問は直近3年分を確認することができます。また、コピーができるため実技対策に効果的です

 

コピーを利用して実技対策を行う場合には原寸サイズでのコピーをオススメします。理由としては、できるだけ試験と同様のサイズ感で対策を行うことで、製図を書く際のミスを防ぐことができるからです。

 

「コピーを利用して対策したい!」

 

と希望される方は中央職業能力開発協会の公式HPからお住まいの地域、またはお近くの職業能力開発協会を確認下さい。

中央能力開発協会公式HP

 

機械プラント製図技能士は独学可能なのか

機械プラント製図技能士は独学での取得が可能です。実際には問題集・テキスト・過去問にそって学習を進めていきます。

 

ここではネットで購入ができる参考テキストを紹介していきます。

60機械・プラント製図 (平成27・28・29年度1・2級技能検定試験問題集)

価格:1,980円(税込)

引用:Amazon

機械製図CAD作業技能検定試験突破ガイド-1、2、3級実技試験対応)

価格:5,438円(税込)

引用:Amazon

機械製図CAD作業技能検定試験1・2級実技課題と解読例 第3版 平成29年度、平成30年度、令和元年度試験の過去3年分を解説 

価格:2,640円

引用:Amazon

 

実技試験の

「機械製図手書き作業」

「プラント配管製図作業」

といった2つに関しては専用の問題集・テキストはありません。

ですので問題集・テキストに収録されている過去問を参考に学習を進めましょう。

 

機械プラント製図技能士のメリットは?

機械プラント製図技能士を取得するメリットとして

・日本の平均年収より高い

・国家資格のため就職、転職に有利

・様々な職業で活躍できる

などといった点があげられます。

 

ここでは例として、機械系・電気系・建築系の年収をまとめた表を掲載しておきます。

職種 機械系 電気系 建築系
平均年収 約450万円 約500万円 約550万円

日本の平均年収が約430万円ですので比較してみても、機械プラント製図技能士が携わる職種の年収が20万〜120万円ほど高いことがわかりますね。

 

機械プラント製図技能士は機械設計分野において重要視されているものです。就職先によっては難易度の高い仕事や幅広い業務を任されることが増え、昇給や昇任に大きく関わることが予測できます。

 

また、機械プラント製図技能士という資格は、建築・電気・機械・自動車など活躍の場は多岐にわたるため、あなたの好きな分野で役立つことでしょう。

 

機械プラント製図技能士は履歴書に書けるの?

機械プラント製図技能士を取得したら

「どの階級でも取得したら履歴書に記入できるの?」

といった点も気になるところかと思います。

 

結論から先お伝えすると履歴書にかけます。

 

しかし機械プラント製図技能士として就職や転職に優遇されるのが2級以上です。とわいえ、どの級を取得しても履歴書に書くことは可能なので、記入する際は

 

「○級機械・プラント製図技能検定試験 合格」

 

といったように取得した階級を先頭にして履歴書に記入しましょう。

 

機械プラント製図技能士取得者の声

ここでは機械プラント製図技能士を取得された方たちの声を載せておきます。

 

https://twitter.com/bon_boa_/status/1397174424873275398?s=21

 

 

引用:知恵袋

 

取得者の方たちの声をみてみると、機械プラント製図技能士に合格すると

・合格証書

・技能士章(バッジ)

といったものが届くことがわかりますね。

 

また、取得したからと全ての職種で優遇されるわけでなく、ある程度仕事を通しての経験も必要になるということがわかるのではないでしょうか。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。今回この記事では機械プラント製図技能士について幅広く解説していきました。

・各階級の合格率も低いことから難易度は高い

・過去問は用途によって入手方法を選択することがオススメ

・独学は可能で主に過去問・テキストを中心に行う

 

機械プラント製図技能士は筆記試験の対策も必要ですが、試験のバランス的には実技試験対策がより重要です。機械プラント製図技能士の取得を目指す上では、このことを念頭に学習を進めていくことがオススメです。

受験の申し込みは各都道府県の職業能力開発協会に問い合わせる必要があります。

試験申し込みはこちらから

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